2024.11.30
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下市のお正月準備/穢れを払い、整える。

12/8(日)「米田神具店×吉谷木工所」による穢れを払い、整える。【下市のお正月準備】
下市で代々続く伝統技術を継承する、若手の職人によるワークショップ。

時間は入れ替わりで、同じ部屋で開催されますので、どちらも参加して特別なお正月を迎えませんか。

「神酒口(みきのくち)」作り体験

①「神酒口(みきのくち)」作り体験

職人から直接お話を聞きながら、神棚と神具の魅力に触れることができます。
神棚と神具の種類、そして神具づくりに使用する伝統的な道具についての説明をお楽しみいただけます。

作務衣を身にまとい、職人気分で「神酒口」を作ります。

お一人で制作は1つですが、職人の製作した神酒口と併せて一対(2つ)お持ち帰りいただきます。
※神酒口は日本中でみられますが、日本遺産に登録されているのは下市町で作られている神酒口のみです。


「神酒口」
神酒の口は神具の一種で、曲げ物の製作技術によって支えられる工芸品。神棚に供える神酒徳利の口に挿して装飾されます。
「粘り・光沢・香り」と三拍子揃った吉野桧の背板を選び、表面に溝を彫り、カンナで紙のように薄く削った経木の溝同士を編み目のように組み合わせて作られます。
上部が「炎」で下部は「水玉」を表現。「炎」は風を呼び起こすといわれ、人間の生活の原点である、「火と水」を象(かたど)って構成されている、桧の香り漂う美しい工芸品となっています。


【 12/8(日)当日先着での受付となります 】

「神酒口(みきのくち)」作り体験 各1時間
10:30~11:30
12:00~13:00
13:30~14:30
お支払い方法:現金のみ 税込2,000円

体験料、神酒口2つ(1対)お持ち帰り代金が含まれます。
※小学生以下は保護者同伴

米田神具店

米田神具店 下市町出身。京都美術工芸大学 工芸学部 木工・木彫刻コース専攻卒業。
在学中は木工における伝統技術やデザインを学びつつ、家具や伝統工法を用いた作品を製作。
4回生で制作した卒業作品は優秀賞・理事長賞を受賞。
大学卒業後、家業である米田神具店に5代目として従事。
米田神具店は創業明治20年で、130年続く技術・経験を受け継ぎ、御宮・神棚をはじめ、神事に必要な神祭具等を製造販売している。
現在、SNS や神酒口製作体験・見学等を通して、この仕事を日本の文化としての発信にも努めている。

「三宝」作り体験

②「三宝」作り体験

ヒノキの木材片に切り込みをいれて曲げる日本遺産にも登録された「挽曲げ」という独自の技法を使って、三宝を作ってみましょう!
作った三宝は、お正月やお月見などの伝統行事の際にお使いいただけるほか、お好きなものを自由に載せる台としてもお使いいただけます。

700年前から続く伝統の「挽曲げ」技術。
国内生産の8割以上が下市町で生産されている三宝。
その形の意味や使い方について、職人からの説明もございます。



「三宝」
三宝とは献上物や供物をうやうやしく運ぶ台のことで、一般的にはお正月の鏡餅を載せたり、神棚にお供えする台として使用されています。
吉野郡下市町に受け継がれる、伝統工芸三宝は吉野地域で発達した曲物の技術を活かして作られたもの。
三宝の歴史は古く、南北朝時代に後醍醐天皇への献上物を載せる器として使用されたのがはじまりとされています。



【 12/8(日)当日先着での受付となります 】

「三宝」作り体験 各30分
11:30~12:00
13:00~13:30
14:30~15:00
お支払い方法:現金のみ 税込2,000円

体験料、三宝(4寸サイズ)お持ち帰りが含まれます。4寸=一番小さいサイズ
※小学生以下は保護者同伴

吉谷木工所

吉谷木工所 神具の時代から新具の時代へ
弊社は明治43 年に創業110 年以上良質の吉野桧を原料に日本遺産にも登録されている曲げの技術
により三宝を製造してきました。
曲げの技術を応用し、ライフスタイルに合わせたプロダクト製作で、人々の暮らしを豊かにする新たな価値創造に挑戦し感謝や祈願おもてなしの心を室礼という文化を通し繋げていきたいと考えております。